個人口座EAにも週末ギャップと新構成を移植した

リスク管理 · 1 min

PersonalCoreV1の仕組みに、wgapスリーブ(Core v1.15.0と同等のロジック)とロールオーバー回避ガードを移植しました。さらに、リスク設定を最新の「構成D」へ同期させ、システムをPersonal v1.5.0へとアップデートしています。

図: 週末ギャップ・フェードの実例(GBPNZD 1時間足・実データ)。週末をまたいだ下ギャップの埋め戻りを取りに行きます。

図: 週末ギャップ・フェードの実例(GBPNZD 1時間足・実データ)。週末をまたいだ下ギャップの埋め戻りを取りに行きます。

PersonalCoreV1の仕組みに、wgapスリーブ(Core v1.15.0と同等のロジック)とロールオーバー回避ガードを移植しました。さらに、リスク設定を最新の「構成D」へ同期させ、システムをPersonal v1.5.0へとアップデートしています。 今回の検証では、2015年から2026年までのフルバックテストを行い、リスク設定(k値)ごとの成績を比較しました。

設定値PF月利最大DD
k31.69+1.79%-23.89%
k51.69+2.31%-36.95%
※PF(プロフィットファクター)は総利益を総損失で割った値で、1を超えると黒字を意味します。DD(ドローダウン)は、登山でいう「山頂からどれだけ下りに転じたか」のような、資産の最大下落率のことです。
ここで注意が必要なのは、今回採用した構成Dが、従来のモデルと比較して実効リスクが約18%高まっている点です。つまり、同じk値であっても従来よりリスクが上乗せされている状態といえます。
その結果、k5設定では過去の最大DDが約37%に達しました。これは、私が個人的に設定している「これを超えたら撤退」という基準であるマイナス35%を上回ってしまっています。そのため、構成D以降の環境で運用する場合、個人の適正設定は保守的なk3から、少し攻めたk4あたりが現実的だという判断に至りました。
この移植作業自体は完了し、すでに配備済みです。今後の運用設定については、この数値を参考に各自で判断することになります。今後は、研究167で扱ったMC(モンテカルロ合格率=日次リターンを再標本化してプロップ合格確率を推定したもの)の再実行を行い、新しい分布に基づいた「k値とDDの予算対応表」を更新していく予定です。

この検証のつながり

この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。