研究268 hg24 クロスセクショナル・ランク形 = 仮説先行フレームワーク2例目のOOS生存(条件付き)。純ランク(閾値なし)は否・**床-10%→-5%緩和が+0.5pt/月をIS/OOS両方で追加**(コスト2倍でも保持)・副産物=株パネルのデータ破損プリント発見→サニティ帯を規約化

研究ノート · 1 min

事前登録(thesis/split/反証条件R1-R3)→IS→Phase2→OOS開封の全規約手順。品質ゲート=ポイントインタイム(250日中央値≥$2×終値/中央値∈[0.2,5])を全形態・ヌルに同一適用。

1. 仮説とねらい

検証基盤・方法論に関するノートです。

この検証で確かめたい出発点は次の通りです。

事前登録(thesis/split/反証条件R1-R3)→IS→Phase2→OOS開封の全規約手順。品質ゲート=ポイントインタイム(250日中央値≥$2×終値/中央値∈[0.2,5])を全形態・ヌルに同一適用。

2. 検証の設計(どう組んだか)

いきなり走らせる前に、後知恵や偽エッジが入り込まないよう検証の枠組みを先に固めます。

項目内容
検証期間2018-01 , 2026-06
くぐらせた関門M1日中リスク → コスト耐性

この枠組みで、下のステップを順番にくぐらせていきます(どこかで落ちれば不採用)。

3. 検証の手順(ステップ・バイ・ステップ)

ステップ1: イン/アウトサンプル評価

まず、Phase1(IS): 深度バケットはコスト後で完全単調(≤-10%: +219bp t17 / -10〜-5: +68 / -5〜-2.5: +32 / -2.5〜0: +16 t12.5 / 上昇週のみ-3.8bp)=R1不成立。週次ワースト10プール+127bp vs ヌル+35bp=対ヌルpct100%=R2不成立。ポートフォリオ(f10%×max10)は床-5%が月利+3.88%/Sharpe1.67で閾値形(+3.41%/1.63)を両指標超え=R3不成立。

ステップ2: イン/アウトサンプル評価

次に、Phase2: コスト2倍で床-5%優位維持(+3.21% vs +2.85%)・純ランクは劣後(+2.68%)=棄却。IS内3時代すべてで床-5%の月利が閾値形超え。

ステップ3: イン/アウトサンプル評価

続いて、Phase3(OOS 2018-01〜2026-06開封): 床-5% +3.38%/PF1.46/Sharpe1.00 vs 閾値形+2.85%/PF1.42/0.88=改善+0.53pt/月(IS+0.47)が完全保持・コスト2倍でも保持(+2.72% vs +2.27%)・Sharpe保持率60%>半減基準・浅バケットの情報もOOSで70%保持(単調維持)。

ステップ4: イン/アウトサンプル評価

さらに、副産物(重要): ゲートなし検証はHIVE$0.001プレースホルダー・FUBO$4,680異常プリント等の破損を拾い、ISを約+0.9pt/月膨張させる(off+4.96→band+4.09%。OOSは無影響: +3.85→+4.02%)。canonical hg16のIS数字も同程度の上振れを含む可能性(OOS・期待値側は健全)。$2フロア分(-0.7〜-1.2pt)は実運用($5フロア)ではもともと不在のセグメント。

ステップ5: ユニバース探索(候補の洗い出し)

加えて、VERDICT: 条件付き採用候補(床-5%緩和のみ・純ランクは棄却)。実運用反映の前提=広域2,492ユニバース×相乗りs=2.0での床-5%追試(MRスリーブと資本を分け合う実運用形で遊休回収が残るかの確認)。

ステップ6: イン/アウトサンプル評価

そのうえで、開いている道: ①広域×相乗りでの床-5%追試(採用判定の本丸) ②床緩和後の容量(max10)とfの再掃引 ③サニティ帯ゲートでのcanonical数値の再計測(IS上振れの正確な定量)。

4. 結果のまとめ(主要指標)

検証で得られた代表的な数値です(同一記事内に複数条件がある場合は代表値)。

指標
月利+3.88%
PF1.46
Sharpe1.67

用語と検証手法

この記事で出てくる主な用語です。

  • M1日中検証: 日足では見えない保有中の含み益の吐き出しを分足(M1)で再構築し、プロップの日次-5%/最大-10%抵触を検出します。日足評価だけだと日中の失格を見逃します。
  • PF(プロフィットファクター): 総利益÷総損失。1.0超で純利益、値が大きいほど効率的です。
  • Sharpe: リスク(変動)1単位あたりのリターン。大きいほど滑らかな資産曲線です。

図: ウォークフォワード(前進検証)の考え方。過去でルールを決め、まだ見ていない未来で試します(後出しを防ぐ)。

図: ウォークフォワード(前進検証)の考え方。過去でルールを決め、まだ見ていない未来で試します(後出しを防ぐ)。