研究288 sat2のEA近似誤差の定量(研究279道(2)の決着) = Dow構造(トレンド/Z1・Z2スイング/構造SL)は窓1500本近似で一致率100.00%(1,352点全一致)=売買判断の背骨は厳密再現。levelsのscore≥20ゲートは90.0%一致で、不一致は窓外の古いレベル蓄積を持たないEA側が厳格になる方向=エントリー微減の保守側乖離。sat2限界寄与(月利0.09pt)×10%≈システム影響0.01pt級=許容と判定

却下手法 · 1 min

方法: sat2実バスケット5銘柄H1で250本毎のチェックポイント比較=[全履歴〜t] vs [EA窓(Dow1500/levels2000)〜t]の指標値一致率。

1. 仮説とねらい

前進検証やコストで却下された手法の記録です。偽エッジ(過剰最適化・データ品質・後知恵)を避けるための監査証跡として残します。

この検証で確かめたい出発点は次の通りです。

方法: sat2実バスケット5銘柄H1(2015-2026)で250本毎のチェックポイント比較=[全履歴〜t] vs [EA窓(Dow1500/levels2000)〜t]の指標値一致率。

2. 検証の設計(どう組んだか)

いきなり走らせる前に、後知恵や偽エッジが入り込まないよう検証の枠組みを先に固めます。

項目内容
対象銘柄金(XAUUSD)
時間軸H1
検証期間2015-2026
くぐらせた関門コスト耐性

この枠組みで、下のステップを順番にくぐらせていきます(どこかで落ちれば不採用)。

3. 検証の手順(ステップ・バイ・ステップ)

ステップ1: 検証ステップ

まず、結果: tr1/push1/pull1/push2/pull2=全銘柄100.00% / sup_price=79.7% / score≥20ゲート=90.0%(XAUUSD86.5〜CHFJPY91.9%)。

ステップ2: 検証ステップ

次に、乖離の性質: levelsのスコアはタッチ/反発の累積で窓起点に依存→窓版はスコア過少=ゲートが厳しくなる片側性(バックテスト比でEAは取引subset化・リスク超過方向の乖離ではない)。

ステップ3: コスト耐性の確認

続いて、VERDICT: 現行の窓近似を許容として確定・文書化(mt5/READMEの「厳密一致しない」に定量を付与)。EA窓拡大(2000→4000)は計算コスト増に対し利得0.01pt級で見送り。スリーブ別フォワード突合(reconcile)がsat2取引数の実測監視を兼ねる。

ステップ4: 検証ステップ

さらに、開いている道: (1)levelsのEA実装を「スコア持ち越し型」(状態ストアにレベルを永続化)にすれば100%化可能=EA大改修時の選択肢 (2)エッジ・ディケイ検知ハーネス(次作業=研究289)。

用語と検証手法

この記事で出てくる主な用語です。

  • ロジックと優位性(エッジ): 「ロジック」は売買ルールそのもの(仕組み)。「優位性(エッジ)」はそのロジックが持つ“勝てる性質”(コストや偶然を超えたプラスの期待値)。ロジックは無数にありますが、本物の優位性を持つものはごく一部です。

この検証のつながり

この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。