第3のシステムSatellite-2の確定構成と数字

確定システム · 1 min

Satellite-2 System v1.0.0〜2026-06

Satellite-2 System v1.0.0〜2026-06 裁量トレーダーの間で有名な「よすが式ダウ手法」を機械化し、前進検証を繰り返して本物の優位性(エッジ)を抽出しました。これが「level-filtered YosugaDow」です。ダウ理論によるトレンド転換後の押し目を、マルチタイムフレーム分析と特定の水平レベル(価格の節目)を組み合わせることで数値化しています。 このシステムは、これまでの主力であるcore_system_v1やsatellite_systemに続く、第2のサテライトとして運用することに決めました。

構成と選定の理由

運用する通貨ペアはXAU/USD、USDJPY、GBPJPY、EURJPY、CHFJPYの5つ(robust5)に絞り、時間足はH1、リスク設定は0.003(資金の0.3%)で確定です。 以前は広い通貨ペアで試していましたが、非JPY通貨を含めると値動きが希釈されてしまい、ドローダウン(資産の山からの下落率)が19%に達してしまったため、成績の安定したこの5ペアに限定しました。

指標数値
総利益+66.3%
月利0.38%
PF(総利益÷総損失)1.62
最大DD-7.84%
シャープ比1.16
勝ち年9/11年
成績は2015年から2026年までのデータです。特筆すべきはシャープ比(投資効率を示す指標)が1.16と非常に高く、資産曲線が滑らかなこと。コアシステムの0.29を大きく上回っています。

信頼性を測るためのテスト結果

プロップファームの審査基準を意識した検証結果は以下の通りです。

  • MC(モンテカルロ合格率:日次リターンを再標本化して合格確率を推定)は、STEP1で84%、全体で75%を記録しました。
  • M1日中(1分足で日中の口座推移を再構築した際の最悪の日次損失)は1.52%で、許容範囲内に収まっています。
  • OOS(未知のデータに対する検証)でもプラスを維持しており、過学習を回避できています。

コアシステムとの付き合い方

このシステムは高いシャープ比を誇るため、利益を継続的に出金するような運用に向いています。ただし、既存のコアシステムと単純に合算しても、全体のシャープ比やMCが劇的に良くなるわけではありませんでした(相関は0.52)。 そのため、コアシステムの上積みとして使うよりも、高品質な「代替」や「併走」として使うのがベストです。今回はコアシステムのv1.1.0に変更を加えることはせず、このシステムを独立した別枠として走らせます。 今回の検証で、「裁量トレードは論理と数値で機械化できる」という仮説を実証できました。「押し目買い系の裁量手法は、前進検証をすると消えてしまう」という定説も、正しい水平レベルの数値化によって覆すことができたのは大きな収穫です。

この検証のつながり

この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。